週刊少年パンニャーとは
プロフィール
「週刊少年パンニャー」にようこそ!
以下、簡単にプロフィールを…。
マハービート
衆生を救済するため天より舞い降りた41歳。
現代の覚者にしてオジサン。伝説の凡人。
金沢市在住
天才/脚本家/アクションマン/スーツアクター/映像編集/画像編集
趣味:映画、読書、お酒
まぁ、私の経歴なんぞは一旦置いといて。
このブログでは全人類に共通する事柄である「生きる」という事に焦点を当てて、私なりの考えと想いをツラツラと書き綴っていきたいと思います。
パンニャーとは「智慧」
さて、ほとんどの方がこのブログのタイトルである「週刊少年パンニャー」のパンニャーとはなんぞや?って思うでしょうが、パンニャーとは古代インドの言語“パーリ語”で「paññā」と書き、仏教用語で『智慧』を意味します。
「智慧」とは“真実を見通す力”のような意味を含む用語で、悟りを開いた者がこれを会得し、この世の一切の真実を遍く見渡す事ができるとされています。ちょっと抽象的な概念で分かりにくいですが要は“この世の道理を見極める考え方”って感じです。
パーリ語の「paññā」を日本語に音写したものが「般若」です。『般若波羅蜜多〜』の般若心経でおなじみですね。ちなみに「般若波羅多」はパーリ語では「パンニャーパーラミター」となり、“智慧の完成”という意味になります。
私のスタンス「この世は大体、屁理屈」
あらかじめ申しておきますが、私はいわゆる”敬虔な仏教徒”でもなく宗教家でもありません。
そんな私がなぜ仏教用語をタイトルにして語るのかと怪訝に思われるかもしれませんが、私は東西哲学に関心があり、とりわけ仏教哲学のその論理(ロジック)には深い感銘を受けています。
かといって、仏教哲学こそ、この世の真理である!とは言いません。
人はそれぞれ自分の主観を通してでしか世界を見る事、知覚する事が出来ません。
これより先の未来において、科学的に「これこそ宇宙の真理である」というものが現れるかどうかは分かりませんが、現れたところで、それを受け取る側の人間はそれを各々の主観で違った角度からしか見る事が出来ません。
つまり、見る人間によって真理なんぞは如何様にも変化してしまいます。
どれだけ高尚でありがたい奇跡の逸話も科学的根拠に乏しければ、科学者には嘘に見える。
科学的根拠が立証されていても、神の教えと違えば、宗教家はそれを否定する。
このように、真理とは語る側の屁理屈であるとも言えます。
この世の大体の事は屁理屈なんです。これを踏まえ、私は仏教だけに限らず偉大な先人達、現代の賢人や哲人達の智慧も大いに拝借して「如何により良く生きるか」私なりの屁理屈を追求していきたいと思います。
生きづらい世の中に知恵を活かして生きる
私がこのブログを始める動機の一つとしては、昨今の社会に憂いとある種の憤りを感じているからです。
飢饉や疫病、厳しい自然環境etc…近代以前の方が生存確率としては現代より低かったと思いますが、今は今で、現代社会ならではの”生きづらさ”に「生きる」ということの尊さが見えにくくなっていると感じます。
スマートフォンやSNSの普及に伴い、誰でも好きに物が言える時代。良い言葉を投げかけるだけならいいのですが、繰り返される誹謗中傷。なんの気なしに指先一つで人を死に追いやる社会。
インターネット文化の発展が齎したものは、まさに現代の「プロメテウスの火」とも言えるでしょう。
ギリシャ神話のお話です。
神の一人であるプロメテウスが天界の火を盗み、人間界に火を与えました。人間はその火を使い、焼き、煮炊きして調理し、寒さをしのぎ、生活はより豊かになりましたが、その反面、火は戦争にも用いられ…
便利な物には良い事と悪い事、両極の性質を孕んでいるという事です。
加えて近年では新型コロナウィルスが世界を席巻し、世の中は文字通り一変してしてしまいました。
健康的にも経済的にも不安が取り憑いて離れない毎日で、他人に対しても疑心暗鬼になり、出口の見えないコロナ禍に人の心は荒んでいく…
なんとも生きづらい世の中になってしまったものです。
しかし、こんな生きづらい世の中だからこそ「生きるとはなんだ」「命とはなんだ」と改めて考えたい。自分の命と他人の命の違いは?命の価値とは?なぜ生きるのか?…智慧は「生きる疑問」にヒントを与えてくれる筈です。
あ、スピリチュアル的な思考や思想は持ち合わせておりませんのでご了承ください。
それでは「週刊少年パンニャー」をよろしくお願い致します。
*週刊でもないし中年ですが…なんとなく響きが良いなと思ったのでした。
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